林 邦彦(尚美学園大学総合政策学部)
4.アイスランド語圏の作品群(2)
4.1.『ヴィーガーロイス』デンマーク語民衆本版のアイスランド語翻案 |
上述のように、ドイツ語圏のヴィルント・フォン・グラーフェンベルク(Wirnt von Grafenberg)の『ヴィーガーロイス』(Wigalois、1210-15年?)は近世初期に散文作品が著され、1493年に最初の印刷版が刊行されており、やがて、この散文版はデンマーク語民衆本へと翻案される(知られている最も古い奥書は1656年)が、このデンマーク語の民衆本は17世紀後半にアイスランド語に翻案されて、『ガボンとヴィゴレイスのサガ』(Gabons saga og Vigoleis)という作品となる。この作品は1683年のものとされる写本(スウェーデン王立図書館所蔵 Papp. 4:o nr 22)で伝えられているが、この翻案は、当時多くの写本の書写に携わったヴィーグル島[1]
マグヌス・ヨウンソン(Magnús Jónsson í Vigur、1637-1702)によるものとされ、翻案時期は1656年から1683年までの間であると考えられている。(1656年は原典のデンマーク語民衆本の、知られている最も古い奥書で、1683年は、上記の写本 Papp. 4:o nr 22が作成されたとされる年である。)
その後のものでは、このデンマーク語民衆本のアイスランド語翻案は2点存在する。それぞれ独自のものと考えられ、1点目は詩人で写字者でもあったヤーコブ・シーグルソン(Jakob Sigurðsson、c.1727-79)の1761年の書写による写本(大英図書館所蔵 BL Add. 11157)によって伝えられている。もう1点は18世紀後半から19世紀初頭のものとされる写本(アイスランド国立・大学図書館所蔵 Lbs 2232 8vo)で伝えられるものであるが、物語の結末近くで終わっている。どちらも上述のマグヌス・ヨウンソンの翻案と比べ、デンマーク語原典により忠実な翻案である。 |
4.2.デンマーク語民衆本トリスタンのアイスランド語翻案 |
デンマーク語の民衆本『ティストランとインディアーナ』は幾度もアイスランド語に翻案されている。散文、韻文の両方があるが、『ティストランとインディアーナ』のアイスランド語散文への翻案は3種類存在する。そのうちの2種類は『ティストランとインディアーナ』のかなり忠実な翻案で、そのうちの1種類は18世紀後半から19世紀初頭にかけてのものとされる写本1点(アイスランド国立・大学図書館所蔵 JS 410 8vo)によって、もう1種類は1860年代のものとされる写本1点(アイスランド国立・大学図書館所蔵 Lbs 3433 8vo)によって伝えられているが、3種類目はいくつか重要な改変が見られ、19世紀末のものとされる2点の写本と20世紀初頭のものとされる1点の写本によって伝えられている(いずれもアイスランド国立・大学図書館所蔵)。
次は韻文作品への翻案であるが、リームルと呼ばれる物語詩への翻案が3点存在する。 1点目はシーグルズル・ブレイズフィェルズ(Sigurður Breiðfjörð、1798-1846)による『ティーストランとインディアナのリームル』(Rímur af Tístrani og Indíönu)と題した作品で、シーグルズル自身がおじの本棚で見つけたデンマークの民衆本を基にしたとされる。1831年、コペンハーゲンでの印刷・刊行であるが、それに少し先立つ写本も2点残存し、刊行された版とはいくらかの相違を含む。 2点目は、ニーエルス・ヨウンソン(Níels Jónsson、1782-1857)によるもので、Líitil Tilraun að snúa í Rijmur saugunni af þeim Tistrani Hrobjartar Hertogasyni af Borgund og Indiaunu Drottníngu Móguls Dóttur af Indialandi eptir daunskri útleggjíngu frá ári 1844(1844年のデンマーク語翻案に基づき、ブルゴーニュの公爵であるフロビャルトゥルの息子ティストランとインドのムガール帝国皇帝の娘インディアナ王妃の物語をリームルへと改作するささやかな試み)と題された作品である。なお、「1844年のデンマーク語翻案」とあるが、デンマークの民衆本で、1844年に出された刷や版は現存せず、「1844年」はデンマーク語翻案ではなく、このニーエルスによるリームルの著された年のことである可能性が指摘されている。印刷・刊行はされておらず、自筆のもの(アイスランド国立・大学図書館所蔵 Lbs 982 8vo)を含む6点の写本によって伝えられている。 3点目は、フィリップス・サロウモンソン(Filippus Salómonsson、1799-1834)によるもので、[Rímur af] Tistran sem var eirn Burgundiskur Hertoga Son og Indiane Dóttur Keysarans af India(ブルゴーニュの公爵の子息であったティストランとインドの皇帝の息女インディアネ [のリームル] )と題された作品である。1833年の作とされ、作者は上述のシーグルズル・ブレイズフィェルズの作品を知らずに本作を著したものと考えられている。本作も印刷・刊行はされておらず、1857年に作成された1点の写本(アイスランド国立・大学図書館所蔵 Lbs 2040 8vo)によってのみ伝承されている。本作も恐らくはデンマーク民衆本に直接依拠したものと考えられている。 ここまでは、デンマーク民衆本の『ティストランとインディアーナ』に直接依拠した(と思われるものも含む)アイスランド語の作品であるが、そのひとつであるシーグルズル・ブレイズフィェルズのリームルに依拠し、これを散文に翻案したものが存在する。『ティストランとインディアナのサガ』(Sagan af Tistran ok Indíönu)と題された作品で、1875年から1899年にかけての3点の写本が遺されており、それらはいずれもマグヌス・ヨウンソン(Magnús Jónsson、1835-1922) [2] の手によるものである。 |
4.3.アイスランド民話のトリスタン物語 |
アウルトゥニ・ベズヴァルソン(Arni Böðvarsson)とビャルトゥニ・ヴィルヒャウルムソン(Bjarni Vilhjálmsson)の編纂による『アイスランドの伝説と民話』(Íslenzkar þjóðsögur og ævintýri、1954-61年)にはトリスタン物語の影響が見受けられる物語が採録されている。物語は5つのヴァージョンが採録されており、ヴァージョンによって主人公の名前はトリスタム(Tristam)、ティストラム(Tistram)、トリストラン(Tristran)、フェルトラム(Fertram)、およびイーソウル(Ísól)、イーソッダ(Ísodda)、ヘルガ(Helga)などと異なる。ヴァージョンによって長さや物語としての一貫性の程度は大きく異なり、また物語自体も伝統的なトリスタン物語とは異なるものであるが、主人公の名前のみならず、物語中のいくつかのモチーフの中に、わずかではあるが、伝統的なトリスタン物語の痕跡が見受けられる。
Driscoll, M. J.(2011)は5つのヴァージョンを総合した物語の全体像を以下のような形で提示しているが [3] 、このような形が実際に存在したかどうかは明らかではなく、Driscollもこの完全な形が実際に存在したと主張しているわけではない。 ◎Driscollが提示している物語のあらすじ ある国の王夫妻には子どもがなく、そのことで二人は悲しい思いをしていた。しばしの間、王が国を留守にしなければならなかった折、王は王妃に、自分が帰って来るまでに身籠っていなければ自分は彼女を殺すと言って出発する。王妃が自分の運命を呪って涙していた晩、ある見知らぬ女性がやって来て彼女を助けてやるという。その女性は彼女をボートに乗せ、ある野営地へと連れて行くが、それは王の野営地で、女性は王妃に明るい色の服を着せる。王妃は野営地に麗しい女性がいると知らされ、彼女を連れて来るよう頼む。彼女は正体を悟られることなく、王とともに一夜を過ごす。翌朝、かの女性は王妃を連れ戻し、彼女が身籠ったことを伝える。王は帰国し、やがて王妃は赤子を産む。子は女の子で、彼女の大変な美しさにより、「輝きのイーソウル」(Ísól bjarta)と名付けられる。ほどなくして王妃はイーソウルに一組の鋏と魔法の帯を渡して亡くなる。 王は妃の死を嘆き悲しむあまり、その務めを果たさず、相談役から再婚を勧められる。王は同意し、王の一行は相応しい女性を探しに出る。当初は旅は順調であったが、その後進路を外れ、見知らぬ土地に上陸する。岸辺を歩いているうちに彼らは黄金の櫛で髪を梳いている一人の美しい女性に出会う。女性のもとには彼女の娘と奴隷がいた。彼女は彼らに、自分はある権勢高き王の未亡人で、夫王は海賊に殺され、自分は娘と奴隷を連れて逃げてきた旨を語る。彼らは彼女に自分達の旅の目的を話すと彼女は彼らに同行し、王と結婚することに同意する。王は喜び、二人は結ばれる。しかし、王には新しい妃の娘「黒のイーソウル」(Ísól svarta)の存在は伏せられる。 輝きのイーソウルは父王が彼女のために岸辺に造ってくれた城で生活する。彼女は多くの時間を病人の世話をして過ごす。ある日のこと、彼女は海岸に木箱が打ち上げられているのを見つける。その中にはかわいらしい男の赤子がおり、添えられていたメモには、その子には洗礼を受けさせ、ティストラム(Tistram)と名付けてほしいと書かれてあった。赤子はその地で育ち、ティストラムと輝きのイーソウルは相思相愛の仲になり、将来の結婚を約束する。 王妃とその娘の黒のイーソウルはある日、輝きのイーソウルを森へと連れ出し、二人は輝きのイーソウルとその二人の召使エイヤ(Eyja)とメイヤ(Meyja)をある深い穴へと突き落とす。二人の召使は飢えのため死んでしまうが、輝きのイーソウルは彼女の魔法の帯に守られ、鋏で穴の壁に階段を掘って脱出に成功する(しかし脱出の際、彼女はその鋏を穴の中に落としてしまう)。彼女は森の中に住んでいる老夫婦に引き取ってもらい、彼女はそのお返しに老夫婦のために料理と裁縫の仕事をする。彼女は自分用に樹皮と葉でケープを作り、名をナイフラコトゥラ(Næfrakolla)と名乗り、城の台所で働くことになる。その間に黒のイーソウルは輝きのイーソウルになり変わる。(あるヴァージョンではティストラムが輝きのイーソウルを忘れ、黒のイーソウルと結婚するよう、ティストラムは王妃によって忘れ薬を飲まされるが、別ヴァージョンでは黒のイーソウルがただ自らを輝きのイーソウルとして通す形を取る。) ティストラムと黒のイーソウルが結婚することとなる。ティストラムは黒のイーソウルに結婚式での衣装を準備するよう頼むが、彼女は縫うことができず、ナイフラコトゥラに自分のために衣装を縫ってほしいと頼む。彼女は黒のイーソウル用には質素な衣服を、しかしティストラムには縫い目が金の美しい衣服を作ってやる。結婚式の日、黒のイーソウルはナイフラコトゥラに、自分は自らの奴隷によって身籠り、子を産まなければならないので自分の代わりをしてほしいと頼む。ナイフラコトゥラは同意するが、いかなる状況でもティストラムに話しかけないよう約束させられる。しかしナイフラコトゥラは彼女とティストラムが一緒に体験した事柄に言及した謎めいた一連の詩行を朗誦する。黒のイーソウルは子を産んだ後、その子を始末していた。後にティストラムと黒のイーソウルが寝床に入ろうとした時、ティストラムは彼女に朗誦した詩行について尋ねるが、彼女は答えることができず、策略が発覚する。王妃と娘の黒のイーソウルは魔女であったことが明らかとなり、二人は殺される。ティストラムと輝きのイーソウルは結婚する。 ◎作品の特徴 上述のように、この完全な形が実際に存在したかどうかは明らかではない。物語の大筋は伝統的なトリスタン物語とは大きく異なるものであるが、相思相愛の男女が引き裂かれる点など、トリスタン物語中のモチーフはいくつか確認できる。特にイーソウルという同名の女性が二人登場し、善良な方が「輝きのイーソウル」(Ísól bjarta)、悪役の方が「黒のイーソウル」(Ísól svarta)と呼ばれる点は、伝統的なトリスタン物語を伝える『トリストラムとイーセンドのサガ』ではなく、アイスランドで独自に著された『トリストラムとイーソッドのサガ』の方との共通点である。(上述のように、『トリストラムとイーソッドのサガ』ではモウロッド王の妃はしばしば「麗人イーソッド」(Ísodd fagraまたはÍsodd hin fagra)と呼ばれ、トリストラムの妻は「黒のイーソッド」(Ísodd svarta)と呼ばれている。) |
Notes |
^1. ヴィーグル(Vigur)島:アイスランド西部フィヨルドのイーサフャルザルデュープ湾にある島。^2. デンマーク語民衆本『ヴィーガーロイス』のアイスランド語翻案に携わったとされるヴィーグル島のマグヌス・ヨウンソン(Magnús Jónsson í Vigur、1637-1702)とは別人。^3. Driscoll(2011)178-180頁。 |
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4.1.『ヴィーガーロイス』デンマーク語民衆本版のアイスランド語翻案 一次資料 Vigoleis. In: Olrik, Jørgen(ed.)Danske Folkebøger fra 16. og 17. Aarhundrede 5, 1-116. Copenhagen: Gyldendal.
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