国際アーサー王学会(IAS/SIA)は1948年にアーサー王文学研究者たちによって創設された研究団体で、世界各国に支部があります。日本支部は、文学・歴史・絵画にあらわれたアーサー王とその騎士たちの事跡に興味を抱く人たちのうち、日本を本拠として研究活動をおこなっている人々の相互交流、ならびにアーサー王伝説の日本での普及を目的とする団体です。
国際アーサー王学会の会員になりますと、アーサー王に関する前年の研究業績を世界的に網羅した『国際アーサー王学会書誌年報(The Bibliographical Bulletin of the IAS)』を受け取ることができます。また本学会は原則として三年に一度、国際学会を開いており、2005年はオランダのユトレヒト、2008年はフランスのレンヌ、2011年はイギリスのブリストル、2014年はルーマニアのブカレストが開催地となりました。2017年にはドイツのヴュルツブルクでの開催が予定されています。
The International Arthurian Society (IAS) is an academic institution founded by literary scholars in 1948, with several branches all over the world. The Japanese branch aims to achieve better communication among its members, who all love King Arthur and his Knights of the Round Table in literature, history, and art, and to promote awareness of Arthurian legends in Japan.
Every year, the Bibliographical Bulletin of the IAS is sent to each member. The society also usually holds an international congress every three years: past events have been in Utrecht (the Netherlands) in 2005, Rennes (France) in 2008, Bristol (the United Kingdom) in 2011, and Bucharest (Romania) in 2014.
2023年12月3日、「サラセンの騎士パロミデス:キリスト教世界における他者」を掲載いたしました。
2022年11月4日、「『花咲く谷のダーニエル』(デア・シュトリッカー)」を掲載いたしました。
2022年9月26日、「スペインにおけるアーサー王の伝統:中世から『ドン・キホーテ』まで」を掲載いたしました。
2022年3月31日、「『トリスタン』の愛についての一考察」を掲載いたしました。
2020年6月16日、「Prose Brut Chronicle-『散文ブルート』におけるアーサーとその影響-」 を掲載いたしました。
2020年6月16日、「中世仏語ロマンス『Le roman de Silence』(小川真理)」を掲載いたしました。
2020年3月8日、「『ティトゥレル』Titurel―「誠のある真実のミンネ」と明かされない謎―」 を掲載いたしました。
2020年2月25日、「聖杯」 を掲載いたしました。
2020年2月25日、「『トリスタン』(ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク)」 を掲載いたしました。
2019年8月21日、「「アーサー王物語」への神話学的アプローチ―「グラアルの行列」の解釈を例に―」 を掲載いたしました。
2019年5月13日、「『狐物語』とトリスタン伝説、そしてアーサー王伝説」を掲載いたしました。
2018年10月15日、「こんなところでアーサー王伝説に遭遇!」を掲載いたしました。
2018年9月21日、「アニメーションやゲームに登場するアーサー王物語と円卓の騎士について」を掲載いたしました。
2018年9月15日、「<映画の中のアーサー王伝説1> 『スター・ウォーズ』:宇宙版アーサー王伝説 」を掲載いたしました。
2018年8月23日、「円卓」を掲載いたしました。
2018年8月6日、「『アーサー王の死』の著者サー・トマス・マロリーについて」を掲載いたしました。
2017年12月25日、「北欧におけるアーサー王物語」を掲載いたしました。
2016年12月13日、「ジェフリー・オブ・モンマス」を掲載いたしました。
2016年12月8日、「魔法使いマーリン」と「中英語アーサー王ロマンス『ガウェイン卿と緑の騎士』」を掲載いたしました。